たまに会う友達や近所の人として接するくらいなら我慢できるけれど、協力して仕事をしなければいけない職場の人が仕事ができない困ったちゃんだと本当に困りますよね。
また、仕事が忙しくなってくると周りの人のちょっとした言動がストレスになることもあります。ということは、逆に自分もちょっとしたことで嫌だなと思われる可能性があるということ。「今までに一度も職場の人をいらつかせたことはない」という人は少ないですよね。
質問サイトに掲載されている「あなたの会社の駄目な人教えてください」という質問に対し、さまざまな反響が集まっています。こんなひどい人がいるのかとおどろくかもしれません。(参照元: 黒うさぎさんの投稿|人間関係)
仕事をしていない人よりも、「態度が困った人」?
多くのユーザーが「職場にいる困った人」としてあげていたのが、「仕事をしない人」というもの。サボリ癖があったり、上司がいなければ仕事をしなかったりという人は問題外。ただ、「仕事をしない」と周りの人が感じる行動は、実際に仕事をしているかどうかに関係ないものもあるようです。
「すぐ弱音をはく人」(*若葉*珍獣さん/女性/不明)
「文句ばっかで、やる気がなくて、仕事できないヤツラ」(ゆう/男性/30代)
本当はまだまだ頑張れるのに、場を和まそうと思って「もうダメだ~」「納期が短すぎるよね」などと言ってしまうことがある私はドキッとしてしまいました。ひょっとしたら自分の言動も「あの人はやる気がない。文句ばっかり」と思われてしまっていたかもしれません。
真面目に仕事はしていても「仕事をしていない」と感じさせる行動とは?
また本人は仕事を一生懸命にやっているつもりなのに、周りの人にとっては「仕事をしない」と思われている人の姿も見えてきました。
「数字の1つ1つを追求するあまり、 全体の流れが全然見えていない人」
(三井寿さん/女性/不明)
「言われたときに言われたことしかできない。全体が見渡せていない」
(ひまわりさん/女性/30代)
マニュアル通りにやれるような仕事であれば、細部を研ぎすましていくような仕事ぶりでも良い結果が出るかもしれません。しかし仕事の計画は完全ではなくてその場その場で判断し、計画変更するのが大事ですね。
私自身も編集者としての仕事を始めたばかりのときには、50数ページの小冊子を作るのに最初の数ページばかりに気をとられるなど、「木を見て森を見ず」といった仕事をしていました。しかし、そういう仕事ぶりだと突発的なことが起こったときに、どう対処したらいいかわからなくなりますし、周りの人にも迷惑をかけますよね。
「仕事をしない」という声に潜むもの
仕事をしないorできない同僚がいれば周囲がカバーしなくてはならなくなります。でも、助ける人も自分の仕事でいっぱいいっぱいになっていることが多いですよね。
せっかく職場というチームで仕事をしているのだから、どんなに忙しいときにも気持ちよく仕事をしていけるといいですよね。皆さんもお気をつけください。