「バリアフリー」という言葉が浸透してきたものの、世の中はまだまだ右利き社会。しかし、左利きには僕のように、「ペンやハサミ、お箸は右利きなのに、スポーツだけは左利き」という、モテたくて産まれてきたような人間もいるのです。
アメーバ内のサイト「GIRL’S TALK」で、このような質問が寄せられていました。
「子ども(2歳0ヶ月)が左利きみたいです。両親、祖父母含めみんな右利きなので不思議です。矯正したほうがいいんでしょうか?」(リコさん/30歳)
確かにお母さんとしてはちょっと気になるのかもしれません。でも、左利きはスポーツで有利という話もあるし。。そこで、左利きの人たちや、左利きの子どもを持った人たちの声を集めて、「左利きのメリット・デメリット」を紹介したいと思います。(参照元:リコさんの投稿|息子2歳0ヶ月が左利きみたいです。)
器用に見られてお得!? ~左利きのメリット編~
まず、親の目線で多かった意見としては、「スポーツに有利そうで、将来に期待してしまう」というもの。
確かにね! 僕もそういった親からの期待を背負って生きてきましたが、何をやってもベンチを温めるポジションだったので、今から別の親孝行をできないか考えているところです。左利きだからといって、運動神経が悪ければモテないという事実は覚えておいて下さいね。
「会社で、右手にマウス、左手にペンを持って仕事をしていたら関心されました(笑)」(ローズマリーさん/37歳)
これはすごいですね!どちらかというと両利きに近いのかもしれません。左利きは不便なイメージもありますが、こうゆうところでは便利になるんですね。これで僕も締め切りを過ぎることなく原稿を書けるようになるのでしょうか。
改札でソワソワ~左利きのデメリット~
続いて、左利きのデメリットを見てみると、一番目立った回答は「ペンが書きづらそう」というものでした。これも親目線が多い印象ですね。本人が書きづらいと思っているケースは、案外少ないのかもしれません。慣れてくると左手でもストレスなく書けるようになるのでしょうか。
また、似たような意見で挙げられていたのは「お箸」。こちらは「隣の席に座ったときに肘がぶつかりそうで、気を使う。」という周りの方からの意見も出ていました。自分だけが不便ならまだしも、他の人に迷惑がかかるのは確かに考えものかもしれません。ただ、それこそ周りの配慮で解決できるような問題かも……?
「私も家族で一人だけ左利きです。昔は家にあるハサミが右利き用しかなかったからか、自然と使えるようになっていました」(マリンさん/34歳)
最後に挙げられていたのは、「右利き用のものが多すぎる」という意見。これはごもっとも! ハサミなんかは左利き用も発売されていますが、実は自動販売機や駅の改札機も、右利きの人が使いやすいようにデザインされている気がします。僕が改札機に捕まる頻度が高いのも、左利きだからに違いありません。
メリット、デメリットあるけど、個性が一番!
ここまでメリットとデメリットを挙げてきましたが、なんだかんだ言って、一番大事なのは「左利きという個性をいかに尊重するか」なのかもしれませんね! 4~5歳になってから矯正しようとすると、ストレスで癇癪気味になってしまう子もいるのだそうです。実は僕も物心がつく前に矯正をしてもらっていたから、気付かないだけなのかもしれないですね。ありがとうお母さん!
これから子育てを始めるみなさんも、周りが右利きだからって無理に矯正しようとはせず、のびのび育ててあげてくださいね!モテなくても人生は楽しいよ!