更新日 2015年12月16日
効果ガスとは
大気中の二酸化炭素やメタンなどのガスは太陽からの熱を地球に封じ込め、地表を暖める働きがある。これらのガスを効果ガスという。
人間活動によって増加した主な温室効果ガスには、二酸化炭素、メタン、一酸化二窒素、フロンガスがあります。
二酸化炭素は地球温暖化に及ぼす影響がもっとも大きな温室効果ガスです。石炭や石油の消費、セメントの生産などにより大量の二酸化炭素が大気中に放出されます。また、大気中の二酸化炭素の吸収源である森林が減少しています。これらの結果として大気中の二酸化炭素は年々増加しています。
メタンは二酸化炭素に次いで地球温暖化に及ぼす影響が大きな温室効果ガスです。メタンは、湿地や池、水田で枯れた植物が分解する際に発生します。家畜のげっぷにもメタンが含まれています。このほか、天然ガスを採掘する時にもメタンが発生します。
効果ガス排出量
日本国内の効果ガスの総排出量(二酸化炭素)
年度 | 総排出量 |
---|---|
2014 | 13 億 6,400 万トン |
2013 | 14 億 900 万トン |
2012 | 13 億 9,100 万トン |
2011 | 13 億 5,600 万トン |
2010 | 13 億 600 万トン |
2015年は世界でもGDPが増加しても効果ガス排出量は2014年を下回ると予測されている。